藤笠砂都子・個展
「TEMPEST(嵐)」
NYでは4年ぶりとなる藤笠砂都子の個展「TEMPEST」がジョーンBマービスで開催される。ダイナミックで流動感のある作品は、自然の姿や生命力をテーマとして制作され、今回の展覧会では「Tempest(嵐)」と名付けられた大作を披露する。
「人生は混沌の中で進み、その中で生まれる希望の力によって前進する。この時代の嵐を乗り越えようと生きる人々の心へ届くものであって欲しいと願う」と、パンデミックで世界が混沌とする中、作家として、母として経験したことを作品に託す。2007年東京藝術大学院工芸科陶芸専攻修了。数々の公募展に参加する中、大学院在学中より若手陶芸家として注目を集め、2010年には「現在の陶芸 萩大賞展」にて萩大賞を受賞。藤笠の作品は、メトロポリタン美術館、シンシナティ美術館、茨城県陶芸美術館含む、多くの美術館に収蔵されている。
●9月14日(木)〜10月13日(金)
●Joan B Mirviss Ltd:
39 E. 78th St., Suite 401
●www.mirviss.com